ぞんびすたいる番外編「カカオ豆からチョコレートを作ってみよう」の巻

どうも、お久しぶりです。めがねです。

最近は、去年同様ゲーム作りはゆっくりと、気が向いたら曲をサウンドクラウドに掲載したり(ここぞとかばかりに宣伝)しながら、遊び回っている毎日ですが。

最近、ぐるっとパスという、「美術館とか博物館とか動物園とか科学館とか、そういうものが色々無料ないしは割引で入れる券の集合体」を手に入れまして。アチコチブラついてたんですが。

その際、夢の島の熱帯植物館で、こんなものを見かけました。

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まぁ、分かると思うんですけど、考えるよね。

TO○IOなら、これ、手作りするだろうなって。

いや、ていうか、多分、ヤツらは木から育てるだろうなって。



まぁ、それはさておき。

でも、ちょっとね、頭の中にこびりついたワケですよ。

「これ、割とマジで作れるんじゃね?」と。

幸いウチは「総合製作サークル」です。別にゲーム製作に限らなくても良いワケです。



というワケで。



ぞんびすたいる番外編! カカオ豆からチョコレートを作ってみた!

どんどんぱふぱふー。



【最終的に使った原材料】
・カカオ豆…………900g(カカオマス状態で550g)
・粉糖……………380g
・スキムミルク……280g
・カカオバター……350g
・砂糖……………少々
・気合……………多々
・腕力……………かなり
・折れない心 ……相当

【必要なもの】
・オーブン
・フードプロセッサー
・ザル
・湯煎ができる鍋とボウル(出来れば温度計も)
・木ベラ等
・漉し器
・すり鉢、すりこ木
・型
・計量器
・ペンチ

【具体的な手順】
さて。そんなワケで実践を振り返りましょう。

①材料を揃える
さて、まずは、カカオ豆とカカオバターの入手です。しかし、気楽に考えていた僕ですが、どちらも非常に入手しづらい……上に高い!正直、「お前……原材料費だけでどれだけ高級チョコ買えるんだよ……」って金額に達しましたが、そこは体験代と思ってグッと涙を飲む。

とりあえず、最終的にネットとデパ地下を駆使して材料を揃えました。時間さえかければ、どちらもネットで取り寄せ可なので、これからチャレンジする人はそうした方が良いかも?

②カカオ豆を水洗いする。
さてさて、そんなこんなで材料と道具が揃ったら本格的に作業開始です。

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まずは、カカオ豆、コイツを水道水とザルでジャブジャブ洗います。

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結構汚れがガツガツ落ちるので、コメを研ぐように水洗い。やってると、カカオの香りが部屋に充満してきます。

③豆をローストする

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洗い終わったら、まずは、豆の水気を綺麗にとります。

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キッチンペーパーで包み込むようにしっかりと水気を切ったら、オーブン用の鉄板に重ならないように並べる。

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で、オーブン(120度)で30分程ロースト!ここでも、カカオの良い香りが漂ってきますね。うーん、マンダム。

とりあえず、ここまでは順調……でしたが。

④カカオ豆の殻を剥く
さて、ローストしたカカオですが、当然ながらまだ殻に包まれています。
そこで、殻を剥いて、ついでに胚芽をとるという作業を行うワケですが。

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これからチャレンジする人がいるなら伝えておきます。

覚悟しろ、ここからが地獄だ。

まず、カカオ豆、一粒何gもないものですが、それなりに殻が硬いです。ピーナッツを剥くような感じなんですが、タチの悪いことに、殻と中身の隙間がほぼない。その為、下手すると殻からガリガリと実をこそぎ落とさないといけない。

今回用意した豆は900g(殻つき)だったんですが、もう途中で「多少は無駄が出てもいいや!」って諦めて、最終的に550gの可食部を用意するのに8時間かかりました。

ここで原材料「折れない心」と、器具「ペンチ」の出番です。頑張って殻を剥きましょう。

⑤粉々にする
さて、存分にメンタルをエロ同人ばりに嬲られたところで、次は取り出した中身を粉状にしていきます。

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フードプロセッサーでまずはザックリと荒挽きに。

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で、写真みたいになったカカオ豆をすり鉢でひたすらすり潰す。

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なるだけ細かく、細かく。潰していくと何だかココアパウダーみたいな感じになります。

因みに、この工程も大体2時間。やったね、既に二桁突入したよ!

⑥湯煎開始!
ここまで終わると、ようやっとチョコ作りっぽいフェーズに入ります。

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カカオの粉に、粉糖、スキムミルクを混ぜ合わせ、内部が45度程度になるように湯煎(お湯の温度は60度くらい)。

で、当然ながら、このままでは水分が一切ないので、ここで「カカオバター」の登場です。

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カカオバターを溶かしながら混ぜ合わせることで、段々とじっとりとしっとりしてきます。これをひたすら繰り返す。

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そうすると、見た目も徐々にチョコっぽい何かに…?

味見をしてみると「おお、チョコレートだ!」ってなる程度にはまとまってきます。でも、何だか青臭い。

どうやら、カカオの雑味が出てしまっているようです。砂糖を追加してちょっと味を調えてみる。

で、とりあえず、水分は増えないので、ある程度「それっぽく」なるまでカカオバターを足しては混ぜ、足しては混ぜしていきます。で、ある程度ドロドロしてきたら……。

⑦漉し器で漉す

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鍋からチョコレートっぽい何かをおたまで掬い、漉し器+木ベラでゴリゴリボウルに落としていきます。まぁ、これがかなりの重労働。見学にきた友人達にも協力してもらい、何とかガラと成分を分離させていきます。

すると……。

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おおおお、一気にチョコレート感が増した!

しかも味見をしてみると、さっきの青臭さというか、エグさが大分抜けている。「そうか、この作業が非常に重要なのだな!」と勝手に納得して、鍋の中身を漉していく作業を繰り返します。

因みに、この時点でもう14時間くらい経過しています。

この後も、繰り返し繰り返し、鍋の中身が空っぽになるまで漉していきました。

⑧ひたすら混ぜる
さて、この後ですが、漉した方のチョコを、また湯煎をして、ひたすらかき混ぜます。

何でも、この工程により舌触りが滑らかになり、風味も出るのだとか。

でも、もう、原材料の「折れない心」も「腕力」も底を尽きかけています。程ほどにして次の工程へ。

⑨型に流し込んで冷やす
ここまでくればもう後は出来上がりを待つようなものです。

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動物型とか、普通の皿とか、色々なものに流し込んで、冷蔵庫で冷やします。

⑩型から外す
さて、とはいえ、チョコレートは温度調整を間違えると固まらなくなるともっぱらの噂です。

今までの工程が無駄になるか、それとも、成功するか……ドキドキしながら型から外して……。

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うおおおおおおおおおお!ちゃんとできてる!

猫やら犬やらのカタチにキッチリ整形されております。上手くいくかは不明だったため、結構感慨深い。

⑪試食
とはいえ、チョコレートはやはり食べ物ですからね。食べてみないといけません。

一体どのような味がするのか……いざ試食!

モグモグ。

モグモグモグモグモグ。

ごくん。

……。

…………。

アレだ。あのアレ。アメリカとかで売ってるアレ。

スニッ○ーズとかあそこら辺のアレ。

尚、一緒に試食した友人達は「ザラザラする」「何かちょっと酸味がある」「大味」と素敵な講評をくださいました。



泣いてもいいかな?



【総括】
というワケで、ぞんびすたいる番外編。「カカオ豆からチョコレートを作ってみよう」企画は、無事完成にて幕を閉じたワケですが。

今回チャレンジして分かったことは3つ。

①人間、やってやれないことはない。
②原材料から作るチョコレートは、菓子作りというより「製造」である(総工程16時間)。
③明治板チョコの味の素晴らしさと価格の安さ。


まぁ、なんていうか。アレだよ。

美味いチョコが食いたければ、原材料費を握り締めて専門店に行け。

ということを、これを読んでくれた方へのアドバイスとして、このブログを閉じたいと思います。



……もう二度とやらない。
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めがね

Author:めがね
総合制作個人サークル「ぞんびすたいる」
音楽とか、ゲームとか、そんなのを作って発表していきます。

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